「販売士」とは、「販売のプロフェッショナル」に与えられる称号です
リテールマーケティング(販売士)検定の合格者が名乗ることのできる「流通・小売業界唯一の公的資格」。
制度創設は1974年で、これまでの合格者は100万人を超えています。
2024年3月現在、全国の「販売士」資格登録者は約14万人です。
検定試験は1級、2級、3級の3段階。
試験科目は小売業の類型、マーチャンダイジング、ストアオペレーション、マーケティング、販売・経営管理の5科目です。
1級は大規模店舗の店長や経営者レベル。
→経営に関する高度な知識を身につけ、企業経営において適切な判断ができる人材を目指します。
2級は売場責任者や小規模店舗の店長レベル。
→流通・小売に関する専門知識を身につけ、店舗・売場を包括的にマネジメントする人材を目指します。
3級は売場の販売員レベル。
→流通・小売に関する基礎知識・販売技術を身につけ、顧客に適切なサービスを提供できる人材を目指します。
「販売士」は、変化の激しい業界の第一線で活躍し続けるために、自己研鑽に努めています。
5年ごとの資格更新制度を活用して、知識と技術のブラッシュアップを図り、常に質の高いサービスを提供します。
資格の取得はこちらをご参照。
資格の更新はこちらをご参照。
検定試験の詳細は、日本商工会議所公式サイトをご覧ください。
販売士を目指す皆様ならびに販売士の皆様へ
販売士協会は、各地の販売士の活動拠点です。
有資格者の資質向上、能力開発、情報交換の場として多くの販売士が活用しています。
ぜひ、お近くの販売士協会に加入して、「販売士制度」の一層の発展に力を貸してください。
各地の販売士協会一覧はこちらをご参照。
ショート動画で販売士を知る「販売士チャンネル」
専門家などからの解説で販売士を知る「販売士チャンネル」。ショート動画で販売士知識と技能のメリットを伝えます!是非、ご覧ください!
「販売士」資格を取得するために
「販売士」になるためには、リテールマーケティング検定試験に合格することが必要です。公式テキスト「販売士ハンドブック」による独学、養成講習会の受講、日本商工会議所指定通信教育講座の受講等さまざまな学習方法があり、自分に合ったやり方を選びましょう。
販売士ハンドブック(株式会社カリアック)
養成講習会(日本商工会議所)
日本商工会議所指定通信教育講座2級・3級(日本販売士協会)
「販売士」資格を活用しよう!
「販売士」は多くの企業等で、その専門知識と高度な技術、経営・管理能力が高く評価されている資格です。流通・小売業を取引先とする業種の仕事でも生かせます。その他、人材育成や経営相談、地域活性化など活躍できる分野は幅広く、身に付けた知識・技能を実践する活動にぜひ参加しましょう。
企業における「販売士」活用事例(日本販売士協会レポート)
活躍する「販売士」(日本販売士協会会報コラム)
登録講師検索機能(日本販売士協会)
全国約640校で資格取得等を支援
全国の高校、大学、短大、専門学校、高専、訓練機関等で「販売士」資格の取得等を支援しています。授業や講座の設置はもちろん、奨励金制度を設けたり、資格取得を推薦入試の要件としている学校等もあります。学びのきっかけは人それぞれ。お近くの教育・訓練機関等の情報を確認しましょう。
入試で優遇される大学一覧(日本商工会議所)
都道府県別情報(リテールマーケティングの学習の現場から)