2025・2026年度の活動に向けて

一般社団法人日本販売士協会 会長 大島代次郎
(株式会社千疋屋総本店 代表取締役社長)
わが国経済は、世界経済の不確実性が極めて高い中で、米国の通商政策などの影響を受け、予断を許さない状況が続いています。先行き不透明な社会経済情勢の中で、全国の小売事業者・流通事業者は、物価高、コスト増、人手不足、生産性向上への対応など山積する諸課題の克服とともに、将来の組織の基盤となり、成長の推進力となる、優秀な人材の育成・確保が求められております。
そのためにも、小売・流通分野の人材育成に極めて有効であるリテールマーケティング(販売士)検定の一層の普及振興と同時に、全国の販売士の活躍が欠かせません。日本販売士協会としても、全国の販売士が、その持てる力を十分に発揮できるよう、これまで以上に支援を強化してまいりたいと存じます。
ご高承の通り、当協会では、会員の皆様のご協力により、①販売販売士学習者・受験者の掘り起こし、②各地販売士協会の活性化、③登録講師の活躍推進を3 本柱として、事業を実施しています。また、2024年度は長期化したコロナ禍の影響を受けた広報・PR活動を質・量ともに拡充・強化しました。今後とも、全国の販売士、学習者・受験者と教育機関、社員の資格取得を支援する企業の皆様にとって、真に役立つ情報をタイムリーにご提供することで、販売士制度全体の魅力向上につなげてまいります。
2026年は当協会設立50周年の大きな節目の年にあたります。50年を経過した今もなお、ビジネスの現場で役立つ幅広い知識・技術を習得できる資格として、高い評価を頂いている販売士制度につきまして、そのさらなる普及振興に全力で取り組む所存です。今後とも、各地の販売士協会・販売士の皆様とともに、諸事業を力強く推進してまいりたいと存じますので、変わらぬご支援・ご協力を何卒よろしくお願い申し上げます。
会報「販売士」2025年9月号から転載