日本販売士協会ではリテールマーケティング(販売士)検定学習者、受験者の新規開拓と産学連携のため、各地販売士協会、登録講師と地元大学との連携講座を推進している。
 この取り組みの一環でこのほど、盛岡販売士協会と岩手県立大学の連携により後期の科目「マーケティング論」(三好純矢講師)の中で10月~12月に3回の講師派遣が実施されることとなった。同科目は計81名の学生が履修している。
 第1回講義は10月13日、盛岡販売士協会所属の登録講師・斎藤英樹さん(株式会社川徳)(写真中央)が登壇。2級レベルの販売士ハンドブック内容をベースに「小売業とマーケティング」をテーマに講義を行った。斎藤さんは東北3位の百貨店・川徳に勤務の傍ら、プライベートでは地元盛岡を活動拠点とする劇団を主宰。川徳での販売、広報、企画等の経験と演劇で培った話術を活かし歯切れのよい講義となった。
 第2回は11月に盛岡販売士協会会長の大森純一さん(株式会社川徳)、第3回は12月に同顧問の小原能和さん(仙台ターミナルビル株式会社)が登壇する。
講義風景

(参考)
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