灯台下暗しで近所を探訪

 長引くコロナ禍で小売業は業態による業績格差が大きく広がっています。コンビニエンスストアや百貨店・ショッピングセンターなどは減収減益となり厳しい局面に立たされていますが、食品スーパーやドラッグストアの多くは2桁以上の大幅増収となっています。昨年来の外出自粛で買物が自宅近隣に限られたことから、食品や消耗雑貨などの必需品の買い場を近所の食品スーパーやドラッグストアに求めた人々の消費行動が売上増をもたらしていることは周知の通りです。

 
<このエッセイは、会報「販売士」の連載企画「女性視点の店舗づくり」の25回目です。
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商業コンサルタント
島村美由紀

SC開発や業態開発を手掛け、札幌ステラプレイスとパセオのMDコンサルティング、ラゾーナ川崎プラザ、福岡ソラリアプラザ、川崎アゼリア、東北自動車道羽生PAや大手百貨店業態改革に関わる。消費者分析を得意としセミナー講師、雑誌執筆も多い。
近著に「30歳から自分を変える小さな習慣」(プレジデント社)「仕事感性術」(産業編集センター)。
 
ブログ:https://ameblo.jp/rass-associates/
HP:http://rass.co.jp/
 
 

著書


プレジデント社「30歳から自分を変える小さな習慣」
 
20代は若さで頑張れる仕事ステージですが、30代は質が求められ力量が問われる仕事ステージへと変化をします。その実りある30代を迎えるための働き方や暮らし方の日常的なヒントを満載した若い人のための一冊です。

 
 
 


産業編集センター「感性仕事術」
 
考えた事や感じた事を上手に分かりやすく人に伝えるためには思考のステップを踏んで
ロジカルな組み立てができると仕事がスムーズになります。また何かを感じる事や想像できる力を持つことで発信力のある人材にもなれます。その能力の磨き方を本書の中で丁寧に紐解いた一冊です。