長野販売士協会は9月7日、長野平青学園で日商キャリアアップ応援隊事業による講義を行った。
長野平青学園医療サポート科の学生20名が受講。長野平青学園では従来からリテールマーケティング(販売士)を教育課程に取り入れており、3級養成講習会を実施中。年明けには団体受験実施も予定している。
講義では、医薬サポート科の島田学科長からガイダンス、長野販売士協会・仁井名会長の挨拶の後、長野販売士協会の木下浩司さん(登録講師、東京、神奈川にも所属)が「リテールマーケティング(販売士)ではどのようなことを学ぶのか?」と題して講演。販売士で学んだことと、食品流通に約30年携わってきた経験の中で、どのように身につけた知識を実務に活用してきたかを学生に説明した。
受講した学生から「将来の活用方法が分かり意欲が高まった」「取得しやすそうなので挑戦したい」「仕事が面白くなると思った」などの声が寄せられた。今回受講した医薬サポート科の学生の卒業後の進路の約半数がドラッグストア、調剤薬局となっている。残りの半数は、「医薬品登録販売者」の学習は行っているが、今回の話を聞いて、受験に興味を持ったという学生の声をあった。

★参考:日商キャリアアップ応援隊事業の一般向けお知らせ記事

長野平青学園での講義

2023年9月7日、長野平青学園での講義(奥が講師の木下さん)