日本販売士協会の活動報告
(一社)日本販売士協会は、2018年4月5日(木)16:00〜16:55、「第5回ファッションワールド東京-春-」(2018年4月4日~6日、会場:東京ビッグサイト)において、「店長・販売員向け!接客・VMDセミナー」を開催した。
セミナーでは、ファッションプロデューサー/服飾専門家のしぎはら ひろ子氏から、「顧客の信頼を得る販売コミュニケーションの極意~『販売』とはあなたのファンを獲得すること~」と題する講演を聴いた。同氏は、アパレル販売員やスタイリストなど8万5000人に服飾指導を行い、そのメソッドを「服飾戦略術=プレゼンス・マネジメント」と名付け、ビジネスパーソンのために「存在感が際立つスタイリング」を指導している。
しぎはら氏は、「ファッション+テクノロジー」へのパラダイムシフトで販売員を取り巻く環境が激変しており、販売員に求められるものが大きく変わっていること。また、認知心理学を活用したコーディネートやデザイン・色のイメージなどに関する知識を持ち、的確に言葉で伝え、ロジカルな提案を行うことにより、顧客の信頼を得ることできることを訴えた。
約150名(暫定数)の参加者の中には、講師に共感し、熱心にメモを取りながら聴き入る姿が多数みられた。
参加者から、「ファッションをロジカルに説明できる販売員が少ない。興味深い講演だった」、「とても納得のいく内容で、非常に勉強になった。すぐに実践したい」などの感想が寄せられた。
<日本販売士協会事務局からのお礼の言葉>
終了間際の時間帯にもかかわらず、大変多くの皆様に、ご参加・ご聴講いただき、誠にありがとうございました。これを機会に、接客やディスプレイを含む店舗運営など幅広い知識の習得を目指すリテールマーケティング(販売士)検定試験についてご認識を深めていただくとともに、今後も当協会の事業(セミナー・視察会等)にもご参加いただけましたら幸いです。