厚生労働省は、9月29日に、「令和8年版 労働経済の分析」(労働経済白書)を公表した。
 今回の白書では、「AI等技術革新が進む中での労働市場の現状と課題」をテーマとして分析を行い、第Ⅰ部では2025年の雇用情勢や賃金等の動きをまとめ、第Ⅱ部ではAIの利用による経済成長や労働市場への影響を分析するとともに、AI時代における人材育成の課題について考察を行っており、経営戦略と人材戦略を連携させ、AI投資と人的資本投資の双方を推進していくこと、職種などによって、AIが雇用や労働需要に与える影響は異なる可能性があるため、労働者の希望に応じた労働移動や、リ・スキリングを支援していくことが重要としている。
 また、AI時代に、特定の業務遂行の用途にとどまらない能力を総称した「メタスキル」(論的思考力、批判的思考力、コミュニケーション能力など)の重要性が高まる可能性があり、情報発信の強化が重要としている。
 詳細は、https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_75700.htmlを参照。