
東海販売士協会は9月19日、定例のセミナーを開催し、15名が参加した。講師はコカ・コーラグループでの豊富な実務経験を持つ1級販売士で日本販売士協会登録講師の山岡彰彦氏(株式会社アクセルレイト21 代表取締役社長)。
講義では、先ずマーケティングにおける基本的な分析手法として、PEST分析(政治・経済・社会・技術の変化)、4C分析(取引先・消費者・自社・競合)、SWOT分析(強み・弱み・機会・脅威)を改めて確認し、外部環境から業界、自社の立ち位置へと段階的に捉えていく考え方を整理、続いて日本の国際競争力に関するデータや、自己啓発・学びへの投資を東・東南アジア各国と比較した調査結果が紹介され、日本を取り巻く環境の厳しさと、学び続けることの重要性について問題提起がなされた。事例紹介では、外資系飲料企業がアルコール市場への参入を模索した背景について、アルコール市場の推移のデータをもとに解説。成熟した清涼飲料市場の中で新たな成長領域を探るための市場分析と戦略的判断のプロセスが共有された。さらに、「マーケティングをどのように進めているのか」として、ブランド価値づくりと売れる仕組みづくりを一体で進めることで、売場を単に「商品を並べる場所」ではなく、「顧客とブランドがつながる接点」として設計していく考え方が示された。
参加者からは、外資系飲料企業での実務経験に基づく具体的な事例が参考になった、リテールマーケティング(販売士)検定で学ぶ分析手法が実際の企業活動で活用されている様子を知ることができたとの感想があった。
東海販売士協会 https://tokai-hanbaishi.com/