東京商工会議所は6月17日に「中小企業のデジタルシフト・DX実態調査」 集計結果を公表した。
 調査は主に東京23区内の中小企業を対象に実2026年3月25日~4月15日に実施し、1,272社が回答した。
 調査では、各社の現時点でのデジタルシフト・DXの状況を4つに分類して実施し、導入・活用レベルが2番目に高いグループ「ITを活用して社内業務を効率化している」が38.1%で最多となった。
 デジタルシフト・DX導入・活用に取り組む企業では、80.9%が「成果が出ている」と回答。デジタルシフト・DXが進んでいる企業ほど、「高付加価値化」と「人手不足解消」に成果を実感している傾向が強く、63.5%の企業が計画をもとにしたデジタルシフト・DXを検討・着手している。
 また、デジタルシフト・DX導入・活用に取り組む企業では、生成AIについて83.9%が活用していると回答。
一方、生成AI活用における自社内での指針・ガイドライン作成の状況については「策定している」企業は7.7%にとどまる。生成AIの活用について「個人レベルで活用」と回答した企業は約4割(40.3%)、「使用していない(把握していない)」企業は14.4%であり、これらの企業は、いわゆる「シャドーAI(※)」等のリスクが懸念される。
(※)社内で活用方針や管理ルールが整備されないまま、従業員が独自に生成AIを利用する状態。
 生成AIを活用している企業のうち、86.8%が無料ツールを利用(「無料ツールのみ利用」43.2%、「有料と無料両方のツールを利用」43.7%)しており、生成AIを活用する理由(期待する成果)は「作業時間の短縮」が86.2%と最多。生成AIの使用に対する課題事項として「セキュリティの確保」(46.7%)を挙げる企業が最多となった。
 詳細は、https://www.tokyo-cci.or.jp/page.jsp?id=1209648を参照