一般社団法人日本惣菜協会が、2025年の中食・惣菜業界の国内市場について、2025年惣菜市場規模を前年対比103.7%、11兆7,075億円と算出した。
 業態別に見ると、コンビニエンスストアが3兆6,044億円(構成比30.8%)と継続的に大きな市場規模を維持してきたが、伸び率は低迷している一方で、食料品スーパーが104.9%、総合スーパーが104.7%と、スーパーマーケット業態が拡大し、市場をけん引した。惣菜専門店も3兆2,020億円、104.2%と着実に成長している。
 2025年の惣菜市場は、原材料価格や人件費の上昇、物流コストの増加など厳しい経営環境が続いたものの、新商品や商品規格の見直しとともに価格の見直しが進み、堅調に推移した。背景には、単身世帯や共働き世帯の増加、高齢化など、生活スタイルの変化にともない、調理の手間を省きつつも食事の質を求める消費者ニーズが根強く、即食性や利便性に優れた惣菜・中食への需要は引き続き高く、加えて、コメや生鮮三品の価格上昇などから、特に少人数世帯では、作るよりも惣菜を買う方が無駄がないことも評価されたと分析している。
 詳細は、https://www.nsouzai-kyoukai.or.jp/news/pr20260414/ を参照。