農林水産省は3月25日、食品表示のミスを防ぐ実務に直結する知識と具体的な対応のポイントを分かりやすく整理したテキスト「スーパーマーケットのための食品表示ミス防止・対策のポイント」を公表した。テキストは、スーパーマーケットで食品表示に携わる関係者向けの「食品表示ミスのリスクと未然防止の重要性」、特に店長などの店舗の責任者に向けた「店長の役割と責任」、主に食品表示の社内ルールを作成する担当者向けの「食品表示ミスをなくす工夫」の3部構成。農水省では、「新任店長・従業員の教育研修」「店長会議や研修での議論・意識付け」「定期的な振り返り・改善活動の資料」などの想定される場面を示し、活用を呼び掛けている。
 店長向けには、重要な取り組みとして「信頼関係を構築する」「ルールを守らせる」「ミスは即報告し、受けたら即共有する」「食品表示の重要性を教育する」の4点を指摘。「ラベルの貼り間違いによるアレルゲンの表示ミス」「原産国表示ミス」などの具体例を示し、防止策も分かりやすく解説している。
 本部の食品表示の社内ルール作成担当者向けには、社員の意識向上のための工夫や定期的な注意喚起、また、間違いに気づける企業風土を醸成するための訓練を実施しているスーパーマーケットの事例を紹介。ミスやヒヤリ・ハットを記録・共有し、改善策を具体化することで全員が安全意識を持ち、再発防止と安心な店舗運営を実現することの重要性などを強調している。
 スーパーマーケット等で活用できる「食品表示ミス防止講座」の動画も公開。店長向け、惣菜売場スタッフ向け、生鮮売場スタッフ向けに、ショートバージョン含め6本の動画を提供している。
 詳細は、https://www.maff.go.jp/j/syouan/hyoji/kansa/attach/pdf/kansa_kenshu-90.pdfを参照。
 農林水産省
「食品表示ミス防止講座」動画https://www.youtube.com/playlist?list=PLMvvhD9xvwfl1AGECPUeW_L9NWLdf7pRK
「表示ミスをなくす取組」https://www.maff.go.jp/j/syouan/hyoji/kansa/kansa_kenshu.html