農林水産省と厚生労働省はこのほど、飲食店におけるカスタマーハラスメント対策ガイドラインを策定、公表した。ガイドラインでは、「経営者や店長・責任者の役割と対応」「カスタマーハラスメントの判断基準」「カスタマーハラスメントの予防策」「お客様の尊重」などのテーマごとに分かりやすく解説。カスハラ対応実践ヒント集のほか、飲食店のカスハラ対応事例なども掲載した。また、実際の店舗で活用してもらおうと簡潔に要点をまとめた「飲食店のカスハラ対策ガイドブック(ダイジェスト版)」も作成。さらに、「スープに虫が混入していたことに対し、お客様が危険な行為をするケース」「オーダーミスをきっかけに、お客様が侮蔑的な言動や暴言をはくケース」「大声で騒いでいるお客様が店員に対し、威圧的な態度をとるケース」「お客様が店員に対し、過度なプライベートの質問をするケース」「料理の提供が遅くなったことに対し、お客様とのやりとりが長時間化してしまうケース」「メニュー写真と実物が違うと、お客様が繰り返しクレームをいうケース」「SNS用として不適切な撮影を始めたことを注意したが、お客様の理解が得られないケース」など7種類の対応例の動画を作成し、活用を呼び掛けている。
 詳細は、https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gaisyoku/kasuhara_taisaku.htmlを参照。