文部科学省はこのほど、高校教育改革に関する基本方針(グランドデザイン)を公表するとともに、「高校教育改革促進基金」を活用したパイロットケースの公募を開始した。基本方針では、専門高校の機能強化・高度化、普通科改革を通じた高校の特色化・魅力化、地理的アクセス・多様な学びの確保の観点など、高校教育改革を通じて実現を目指す新しい学校のイメージや取り組み例を提示。また、交付金等の新たな財政支援の仕組みを構築することや、都道府県に基金を造成し、高校教育改革を先導する公立高校を支援すること等の財政支援策も示した。
専門高校の機能強化・高度化 (アドバンスト・エッセンシャルワーカーの育成など)に向けては、目指すべき学校のイメージを示すとともに、交付金の対象となる具体的な取り組みにとして「ビジネス経験の必修化」「ものづくりから流通までの一体的な学びの実践」「高校版企業寄附講座等の実践やそれを前提とした進学・就職機会の確保」などを例示。専門家による継続的な指導を受けながら、原材料の生産や栽培管理、製品・商品の製造、流通・販売といった全ての工程を高校で実施することや、原材料生産にかかわる農業の観点とマーケティングにかかわる商業の観点など、学科を超える分野の学びを踏まえた取組を実践することにより、幅広い視野をもった職業人材を育成することなどが盛り込んだ。
詳細は、https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kaikaku/1358056_00005.htmを参照。