日本商工会議所はこのほど、リテールマーケティング(販売士)検定試験について、2027年度以降、小売・流通業の最新動向を十分に反映した出題内容とするとともに、時代にあった科目体系への見直し・整理を行うことを発表した。科目体系については、全級(1級~3級)において、既存の5科目を4科目に整理、再編。具体的には、既存の「①小売業の類型」は「①流通概論」に、同じく既存の「マーチャンダイジング」と「ストアオペレーション」は「③マーチャンダイジング」に、「④マーケティング」は「②マーケティング」に、「⑤販売・経営管理」は「④リテールマネジメント」に見直す。
内容についてはデジタル対応や人手不足・生産性向上への対応など小売・流通業を取り巻く激しい環境の変化に対応。各種最新動向を盛り込み、業界の実態により即した試験内容とする。
現行の5科目500点満点(各科目100点満点)は、4科目400点満点(各科目100点満点)に改訂。配点・問題数等は、現行の1科目20問×5点【※20問のうち正誤・択一(1級は択一・記述)の配分は10:10】を、(1科目25問×4点×4科目【25問のうち正誤・択一(1級は択一・記述)の配分は13:12】に変更する。
試験方式(CBT方式)、試験時間(1級90分、2級70分、3級60分)、合格基準(2級・3級/平均70点以上+科目毎の得点が50点以上、1級/各科目70点以上)は現行のままとなる。変更のスケジュールについては、新ハンドブックを、2026年度から2028年度までの3年間に、3級→2級→1級の順で1年ごとに発刊予定。新ハンドブックの内容に則った試験は、各級ハンドブック発刊後、周知・学習期間を設けたうえ、2027年度から2029年度までの3年間に、3級→2級→1級の順で実施する。
現在、2・3級の科目免除制度については、科目体系及び科目名の一部変更に伴い、免除科目の名称は「販売経営管理」から「リテールマネジメント」に変更となる。新体系への移行期(2028年度~)における1級の科目合格制度については、特に新科目「マーチャンダイジング」に注意が必要。新科目「マーチャンダイジング」の免除を受けるには、旧試験において「マーチャンダイジング」と「ストアオペレーション」の両方の科目合格(2028年4月~2029年6月の期間内)が必須となる。それ以外の科目は、対応する新科目で免除が適用される(例:「小売業の類型」合格 →「流通概論」免除等)。
詳細は、https://www.kentei.ne.jp/50119を参照。
