消費者庁はこのほど、2025年度版「食品ロス削減ガイドブック」を取りまとめ、公表した。ガイドブックは「情報編」「実践編(消費者)」「実践編(事業者・団体)」の3部構成で全192ページ。情報編では、食品ロス関連の各種統計情報や政府の取り組みなどを掲載。事業者向けの実践編では、製造時の工夫、商慣習の見直し、消費者への情報提供・啓発事業、企業における好事例などを示し、「食品ロスを減らしてみよう」と対応を呼び掛けている。消費者向けの実践編では、チェックシートを提供。食品ロスの見える化を後押ししているほか、期限表示の解説、調理や保存・備蓄の工夫、外食・パーティー等での留意事項などを紹介している。
 詳細は、https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/pamphlet/#guidebookを参照。
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