埼玉県教育委員会商業部会は11月15日、イオンモール浦和美園店で開催した「第35回埼玉県産業教育フェア」(主催:埼玉県教育委員会、埼玉県産業教育振興会)内で県内の高校生を対象とした「リテールマーケティング・コンテスト」(通称リテコン)を実施した。大会には、浦和商業高校、岩槻商業高校、越谷総合技術高校、上尾高校から6チーム12人が参加。学校ごとに2人1組のチームを組み、クイズ形式でリテールマーケティング(販売士)検定3級程度の問題に挑戦したほか、大会終了後には交流会も開いた。
企画・運営を担当したのは日本大学商学部の岸本徹也教授(日本販売士協会参与)のゼミナールに所属する大学生。問題作成から当日の進行も務め、正解発表後にはそれぞれの問題の考え方等について分かりやすく解説した。大会は前半戦でトップタイの成績だった浦和商業②チームが後半戦も得点を伸ばして接戦を制した。
フェアは県内の専門高校等の学習成果発表の場で、作品展示やコンテスト、実践発表などを通じて広く産業教育の魅力と役割を紹介するもの。今年度は、農業系、工業系、商業系、家庭・看護・福祉系の高校ごとに県内各地で分散開催している。
埼玉県産業教育フェア公式インスタhttps://www.instagram.com/saitamasanfair/
埼玉県産業教育フェアhttps://www2.spec.ed.jp/krk/sanfair/
