日本商工会議所は、5年に1回の更新制度を設けている販売士資格の2025年度の更新手続を10月中旬に開始する。今年度の対象者は2020年度に合格または更新し、認定証の有効期限が2026年3月31日となっている販売士。日商では対象者宛に更新手続きの案内文書を順次送付するとともに、更新手続きに不明な点がある販売士等に対しては、「販売士資格更新センター」(運営:一般社団法人公開経営指導協会)を開設して、手順を分かりやすく説明し、有効期限内の円滑な手続き完了をサポートする。
 更新手続はシンプル。更新対象者は日商から送付される案内文書の説明に沿って、販売士専用サイトへの登録後、「資格更新通信教育講座」の受講手続き等を実施。更新料等はクレジットカード決済やコンビニ決済による支払いも可能だ。受講手続き完了後に資格更新センターから送付されるテキストで学習し、確認テスト(全25問)に回答・合格すると新しい認定証が資格更新センターから送付される。確認テストに制限時間はなく、WEB申し込みの場合、販売士専用サイトで合格するまで何度でも受験ができる仕組みだ。また、日商では、知識のブラッシュアップへの対応等を後押しするための動画も提供する。
 2025年3月31日が更新期限だった2024年度の更新対象者に向けても、資格の継続が可能な「遅延更新手続き」を紹介。資格の有効期間終了後1年以内の救済措置があることを示し、更新を勧奨している。
 詳細は、https://www.kentei.ne.jp/retailsales/updateを参照。
 販売士専用サイトhttps://hanbaishi.cloud-cafe.biz/users/sign_in
 遅延更新手続き(2024年度更新対象者向け)https://www.kentei.ne.jp/retailsales/delay※10月14日に受付開始

<問い合わせ先>販売士資格更新センター(一般社団法人公開経営指導協会内)
<電話>03-3524-9301(受付時間は、平日10~12時、13~17時)