一般財団法人日本ファッション協会(JFA)「スタイルアリーナ」はこのほど、東京・表参道エリアを訪れたファッション感度の高いZ世代女性27人に対して、「ヘアカラー」をテーマに8月16日に実施した街頭インタビュー調査結果を発表した。調査項目は、「今の自分のヘアカラーについての満足度と理由」「25年秋のヘアカラーについて意識していること」「ヘアカラーの情報源」「今後、どんな自分になりたい?」など。「いまの自分のヘアカラーは好き?」との質問では、27人中25人が「はい」と回答し、調査結果からは、「自分らしい」と感じられるかどうかが、大切な選択基準となっており、トレンドをそのまま受け入れるのではなく、自分の気分やキャラクターに合った表現としてヘアカラーを選んでいることが分かった。
 25年秋に染めてみたいヘアカラーは、「くすみ系カラー」が最多で35%。次いで「ナチュラルブラック」「レッド系」「ハイトーン」の順で多くなっている。その情報源は、「Instagram」(40%)、「TikTok」(22.5%)、「ロールモデル」(20%)といった回答が上位を占めた。
 「顔が見える街頭調査」として注目されるインタビュー調査は、2002年から「東京のストリートファッション」をテーマに情報発信を続ける同協会の超人気メディア「スタイルアリーナ(style-arena.jp)」が担う。単なる流行調査では見えてこないリアルなトレンド、おしゃれに敏感な世代の視点等が見えてくる27人分のインタビュー内容はダウンロード可能。企業側が参考にすべきポイント、今後の商品開発やコミュニケーション設計に生かせるヒントを提供している。
 詳細は、https://www.style-arena.jp/trend/384/を参照。
 スタイルアリーナhttps://www.style-arena.jp/
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