北海道高等学校長協会商業部会は9月12、13の両日、札幌市の商業施設「新さっぽろサンピアザ」光の広場で、商業を学ぶ高校生の販売イベント「北海道高等学校商業教育フェア(2025年度)」を開催する。運営は、北海道高等学校商業教育フェア推進研究協議会 (事務局:札幌東商)で、参加する生徒は、20校(滝川西、函館商、苫前商、札幌東商、小樽未来創造、岩内、苫小牧総合経済、長万部、福島商、旭川商、下川商、留萌、北見商、網走桂陽、紋別、帯広南商、釧路商、白糖、根室、中標津)の147人(協力高校:千歳、札幌国際情報)。会場では、生徒が開発した商品や地域の特産品205品目(うち生徒開発等商品は47品目)を販売するほか、商業教育をPRする動画も上映する。
同イベントは、道内の高校で商業に関する科目を学ぶ生徒が、商品の開発や販売等に関する学習活動を実践する機会として毎年実施しているもので今年の開催は14回目。商業教育の活性化とともに、他校の生徒や北海道民との交流を通してコミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を高め、将来の産業界を担う「スペシャリスト」の育成を目指す。
各校代表らは、それぞれ地元自慢の逸品を持ち寄り、一般消費者を対象にした物販・接客に挑戦。リテールマーケティング(販売士)検定の学習に熱心な札幌東商業高校は、人参ドレッシング「QUEEN CARROT」、函館商業高校は「北海道ポテダイス ホタテ風味」「レーズン米クッキー」、苫小牧総合経済高校は「ちぎり揚げ」、北見商業高校では「カーリングカスタ」など、生徒が開発した商品も広くアピールする。
サンピアザhttps://www.sunpi-duo.com/event/7519/
北海道高等学校長協会商業部会http://www.syogyobukai.hokkaido-c.ed.jp/
札幌東商業高校