茨城県立水戸商業高等学校はこのほど、商業教育の推進、地域との連携を目指し、11月22日(土)に同校で開催する中学校対抗のクイズイベント「リテールマーケティングQUEST」の参加校募集を開始した。イベントは、埼玉県産業教育フェアで毎年実施している高校生のマーケティング力を競う全国大会「リテールマーケティング・コンテスト」の企画・運営を担っている日本大学商学部岸本徹也ゼミナールの学生との共催で実施。オリジナル模擬問題の提供など日本販売士協会も全面協力する。地元中学生向けに身近な小売ビジネスについて考える場を提供することで、商業の学習内容に興味を持ってもらうとともに、課題解決のための資質・能力を身につけることなどを目指す。
中学校の「総合的な学習の時間」、高校の「総合的な探求の時間」を生かした、大学生と高校生との協働による取り組みで、「リテールマーケティング」分野では全国で初の試み。参加する中学生だけでなく、大学生と協力して大会を実施する高校生にとっても、日頃の学習の成果を生かしつつ、中学生向けの問題作成や当日の進行など大会運営を通して、知識の深化、更なる成長の機会とする。
当日は、大学生のアドバイスを踏まえて中学生向けにアレンジしたリテールマーケティングに関するクイズを出題。県内中学校から3人1組(同一校2組まで)で参加した生徒らは、同校の体育館や教室を移動しながらクイズに解答して得点を競うとともに、「なぜ?」「どうして?」を問う学び合いを他校との交流をしながら進める。
詳細は、https://www.mito-ch.ibk.ed.jp/を参照。
大会公式インスタグラムhttps://www.instagram.com/ritaque_mc/
日大商学部岸本徹也ゼミナール公式Xhttps://x.com/kishimoto_NU2
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