厚生労働省はこのほど、7月30日に改訂した「テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドライン」と「テレワークモデル就業規則~作成の手引き~」のパンフレットを公表した。ガイドラインのパンフレットでは、「導入に際しての留意点」「労務管理上の留意点」「ルールの策定と周知のポイント」「さまざまな労働時間制度の活用」「労働時間管理の工夫」「安全衛生の確保」「労働災害の補償」などの項目ごとに分かりやすく解説。テレワークの際のハラスメントへの対応やセキュリティ対策等についても説明している。
 モデル就業規則では、「定義」「対象者」「服務規律」「労働時間」「休憩」「所定休日」「時間外労働時間」等の項目ごとにモデル規定例を提示するとともに内容を解説。巻末にモデル「テレワーク就業規則」(在宅勤務規程)に加え、「テレワークを行う労働者の安全衛生を確保するためのチェックリスト【事業者用】」「自宅等においてテレワークを行う際の作業環境を確認するためのチェックリスト【労働者用】」も盛り込んだ。
 詳細は、https://telework.mhlw.go.jp/info/doc/を参照。
 テレワークの適切な導入及び実施の推進のためのガイドラインhttps://telework.mhlw.go.jp/info/pdf/000828987.pdf?250731
 テレワークモデル就業規則https://telework.mhlw.go.jp/info/pdf/teleworkmodel.pdf?250731