消費者庁はこのほど、「消費者志向経営」に取り組む企業の活動を表彰する2025年度「消費者志向経営優良事例表彰」の募集を開始した。2018年から毎年実施しており、今年で8回目。昨年度は大臣表彰に花王、消費者庁長官表彰には、味の素・鹿児島県(協働受賞)、大塚ホールディングス、コーセー、サラヤ、すかいらーくホールディングス、第一生命、BABY JOB、明治安田生命の各社が選定されている。
 対象となる事例は「消費者と共創・協働した模範的な取り組み」「自社の強みをいかした独自性のある取り組み」「社会価値を顕著に向上させる取り組み」など。環境に配慮した商品・サービスの提供や環境に配慮した取り組みの結果、消費者が環境に配慮した行動を取ることを促している事例は、「グリーン志向特別表彰」の選考対象とする。募集期間は10月17日まで。
 詳細は、https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_partnerships/consumer_oriented_management/propulsion_organizationを参照。