農林水産省はこのほど、2024年度「食生活・ライフスタイル調査」の結果を取りまとめ、公表した。調査は「食から日本を考える。ニッポンフードシフト」事業の一環で、消費者の日常の消費行動や、食や農に対する意識などを毎年調査しているもの。定量調査(4000サンプル)では、2024年12月13~25日の期間で、全国の男女15~74歳を対象にインターネットで実施している。
 食品の購入や外食をする際に重視していることについては、「同じような商品であれば出来るだけ価格が安いこと」を重視する割合が最も高く37.6%。次いで「できるだけ日本産の商品であること」(33.4%)、「できるだけ日本産の旬のものであること」(29.2%)、「人の評判よりも、自分なりのはっきりとした価値基準を優先すること」(18.3%)、「多少値段が高くても品質のよいものを選ぶこと」(17.3%)の順で多くなっている。
 ふだんの食材や食品・飲料の買い物場所は「食品スーパー」が78.7%で最多。次いで、「ドラッグストア」(38.5%)、「大型スーパー(イオン、イトーヨーカドーなど)」(38.3%)、「コンビニ」(29.1%)、「ディスカウントショップ(ドンキホーテ、コストコなど)」(19.1%)、「百貨店」(7.5%)、「地域の商店(商店街の個人商店など)」(7.5%)の順で多い結果となった。インターネットでの購入は「Amazon、楽天、Yahooなどの大手専門サイト」(17.9%)を中心に合計で18.8%だった。
 詳細は、https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/survey/attach/pdf/lifestyle-8.pdfを参照。
 食生活・ライフスタイル調査https://www.maff.go.jp/j/zyukyu/survey/lifestyle.html