日本販売士協会は8月6日、10~20歳代の販売士の交流の場となるオンラインコミュニティ「みんなの販売士」(通称:みんぱん)を設立した。運営は、設立発起人の福岡販売士協会理事の山城朱理さん、東海販売士協会理事の湯藤翼さんら20歳代の6人の若手販売士が担当。コミュニティでは、全国各地の10~20歳代の販売士に交流と学びの場を提供し、資格取得後の資質向上、知識・技術のブラッシュアップ、更なるキャリアアップに向けた活発な情報交換を通じて、全国に「みんなの販売士」の輪を広げていくことを目指す。
 全国の若い販売士同士の交流の機会が不足している状況を改善したいと考えた山城さんや湯藤さんらが、若い販売士が気軽に集まり、情報交換や交流ができる「居場所」を提供しようと今年5月からコミュニティの設立を準備。当面はオンラインでの活動をメインとするが、将来的には高校生、大学生、短大生、専門学校生などの進学や就職活動にも役立つリアルな会合、オフ会の開催も検討する。
 今年度の主な活動は月1回のオンライン交流会の開催とInstagramによる情報発信。10~20歳代の販売士資格保有者、販売士の学習者、販売士資格に興味のある学生・生徒らとの相互交流を通じて、参加者間のつながりを深めるとともに、販売士で学ぶ知識や技術の発信、検定制度等を紹介し、受験者・更新者の増加にも貢献する。また、各地販売士協会の会員増強も後押し。日本販売士協会の若年層に向けた情報発信では中心的な役割を担う。月1回の交流会への参加者は随時募集。問い合わせ等はInstagramのDMで受け付ける。
 詳細は、https://www.instagram.com/retailmarketing__official/を参照。