阪南大学はこのほど、「世界的小売業のマーケティング」をテーマに「流通学部専門演習(キャリアゼミ)」「リテールマーケティング1」の特別講義を実施し、約40人の学生が出席した。日本販売士協会のキャリアアップサポート事業の一環。講師は、大阪販売士協会教育委員理事で日本販売士協会広報委員・登録講師の米林一郎氏(株式会社パナソニックマーケティングスクール)が務め、外資系企業の日本進出事例、日本企業の海外進出事例を紹介するとともに、海外展開のプッシュ要因やプル要因、成功のポイントなどを解説した。また、「リテールマーケティング(販売士)検定」の資格取得に向けたアドバイス、活用法などもアドバイス。QRコードを活用した双方向型の授業では、学生たちは、クイズ形式の問題やミニテストにも挑戦している。
 担当の池澤威郎教授は、「学生たちは資格の学習のみならず、学びの活用方法について知ることができた」とコメント。受講した学生からは、「小売業のグローバル展開にはメリットだけでなくデメリットもあること、海外で成功している日本企業のすごさについて理解が深まった」との声が聞かれた。
 詳細は、https://www.hannan-u.ac.jp/doctor/m_management/ikezawa/2025/llinfi00000tsmuk.htmlを参照。
 大阪販売士協会https://www.daihankyo2.jp/