日本商工会議所は7月5日、日商簿記1級合格を目指す高校生が日頃の学習の成果を競う全国大会「第2回日商簿記甲子園」(全国高等学校日商簿記選手権大会)の予選会を開催する。日商簿記検定2級の範囲を中心に出題し、CBT方式(パソコンを利用して実施する試験方式)で実施する予選会には全国の55校から約500人が参加予定。予選会を通過したチームと個人が、8月8日に岐阜県瑞穂市の朝日大学で開催される本選に進出する。
 予選会へのエントリーは、函館商、札幌啓北商、星槎国際、札幌西、札幌東商、岩見沢緑陵、下川商、三沢商、酒田光陵、武生商工、土浦第三、古河第一、宇都宮商、前橋商、深谷商、鴻巣、幕張総合、市立船橋、千葉商科大学付属、聖光学院、六本木、甲府商、城南静岡、静岡商、沼津商、県立岐阜商、市立岐阜商、大垣商、関商工、中津商、武義、土岐商、岐阜各務野、愛知商、岡崎商、神戸商、姫路商、奈良県立商、岡山東商、広島商、下関商、松山商、高知商、北九州市立、佐賀商、唐津商、熊本商、球磨中央、大分商、宮崎商、鹿児島女子、樟南、指宿商、那覇商、具志川商の55校。日頃の学習の成果を発揮して本大会出場を目指す。
 大会は、各校「3人1チーム」でエントリー(3人未満の場合は個人戦のみ出場)。本選は、日商簿記1級の範囲の中で基礎的と思われる論点を中心に出題し、ペーパー方式で競技を行う。本選終了後には、全国の参加校同士の情報交換を通じ、友情を育み、新たな刺激や視点を得る機会となる交流会も開く。昨年の第1回大会は予選に52校446人、本選には30校103人が出場。団体の部では岐阜県立岐阜商業高等学校が優勝している。
 詳細は、https://links.kentei.ne.jp/competition/を参照。