一般財団法人日本ファッション協会(JFA)が運営する「スタイルアリーナ」と僕と私と株式会社はこのほど、原宿を訪れたZ世代女性50人に対して、「スキンケア」と「エモ消費」をテーマに6月14~15日に実施した街頭インタビュー調査結果を発表した。対象者は、Z世代の中でも特に情報感度が高く、自己表現にも積極的な“おしゃれ層”で、自身の意思を持って購買・発信を行う特徴があり、イノベーター理論でいうアーリーアダプター層。スキンケア・ベースメイクの「選定基準」「情報源」「使用感の変化と気持ちの連動」「再購入意向と理由」などについて話を聞いた。
調査結果では、「『感情起点』で動く検索と情報収集」「肌と気分を整える“自己管理”としてのスキンケア」「Z世代の購入決定プロセスは“ちょうどいい”体験を通じた納得・共感」「『自分が整った』という実感と納得があり、それがポジティブな感情を呼び起こし、自然と次の行動へとつながっていく」といった一連の消費行動の傾向を可視化。市場拡大のカギを握る、アーリーアダプターを体現するおしゃれなZ世代の価値観を分かりやすく分析している。
同調査は、人気ファッション情報メディア「スタイルアリーナ」のストリートキャッチの手法を活用し、ファッションやトレンドの感度の高い層にインタビュー等を実施しているもの。スタイルアリーナと同社で連携し、定量的解釈が可能な回答者数を担保しつつ、スナップモデルの顔が見える街頭調査・アンケート、新商品のサンプリング等で得られた生の声をリアルタイムでフィードバックするサービスを提供している。
詳細は、https://www.style-arena.jp/trend/379/を参照。
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