大阪販売士協会は5月30日、「人口減少下における消費関連企業の課題と展望」をテーマに2025年度第1回講演会を開催し、会員ら34人が出席した。講師は、長年にわたり、流通業界の現場を取材・研究してきた流通科学大学商学部の白鳥和生教授。白鳥氏は、「顧客生涯価値(LTV)の追求」「収益を上げるサブスクリプション的な発想」「顧客体験価値を重視したリテールマネジメント」等の具体策を示すとともに、企画から構想に視座を変え、新しい世界での生活、動き方からそこで必要とされるもの、その実現への道筋を考える事業構想の重要性を指摘した。
 大阪販売士協会https://www.daihankyo2.jp/を参照。