京都産業大学はこのほど、経営学部の定期試験で日商簿記検定3級試験を実施した。京都の産業を支える人材育成に協働で取り組むことなどを目的に昨年11月に京都商工会議所と締結した包括連携協定に基づく取り組み。日商簿記検定の団体試験制度を活用し、大学の定期試験で検定試験を実施するのは全国で初の取り組みとなる。連携協定の主な項目は、「産業人材の育成・キャリア形成」「地域教育・研究の振興」「京都企業の人材確保」「地域振興・地域経済の活性化」など。今後、2級試験の導入や、附属高校に対して、日商簿記検定の受験料を一部助成することなども検討する。

 連携協定の詳細は、https://www.kyo.or.jp/kyoto/ac/news_122267.htmlを参照。
 京都産業大学https://www.kyoto-su.ac.jp/news/20241112_854_kyoshyo.html