日本商工会議所は12月25日、日商簿記1級合格を目指す高校生が日頃の学習の成果を競う全国大会「第2回日商簿記甲子園」(全国高等学校日商簿記選手権大会)本選を2025年8月8日に岐阜県瑞穂市の朝日大学で開催することを発表した。日商簿記甲子園は2024年に日商簿記検定が施行70周年を迎えたことを記念して創設したもの。簿記の学習を通じて企業経営を会計面から理解する産業人材を育成し、企業の発展、地域経済、日本経済の発展に貢献することを目指している。
 大会は、各校「3人1チーム」でエントリーが可能(3人未満の場合、個人戦のみ出場可)。25年7月にCBT方式(パソコンを利用して実施する試験方式)で行われる予選(日商簿記検定2級の範囲)を通過したチームと個人が、8月8日の本選に進出する。第2回大会では、より多くの生徒が参加できるよう、本選出場枠の拡大を検討している。本選は、日商簿記1級の範囲の中で基礎的と思われる論点を中心に出題し、ペーパー方式で競技を行う。本選終了後には、全国の出場選手と友情を育む機会となる交流会も開く。今年の第1回大会に予選に52校446人、本選には30校103人が出場。団体の部では岐阜県立岐阜商業高等学校の「県岐商にゃんず」が優勝している。参加費は無料。申込期間は2025年5月7~30日。

 詳細は、https://www.kentei.ne.jp/46801を参照。
 日商簿記甲子園https://links.kentei.ne.jp/competition/