埼玉県教育委員会商業部会はこのほど、「第34回埼玉県産業教育フェア」(主催:埼玉県教育委員会、埼玉県産業教育振興会)内で全国の商業関係の高校生を対象としたオンライン形式の「リテールマーケティング・コンテスト」(通称リテコン)全国大会を開催した。大会には、埼玉県から岩槻商業高校、浦和商業高校、越谷総合技術高校、新座総合技術高校、茨城県から水戸商業高校、那珂湊高校、東京都から千早高校、岡山県から岡山南高校の8校12チーム24人が参加し、クイズ形式でマーケティングやストアオペレーション等に関するリテールマーケティング(販売士)検定3級程度の問題に挑戦。学校ごとに2人1組のチームを組み、対抗戦形式で解答してもらい、得点を競った結果、昨年に続き、岡山南高校チームが優勝した。企画・運営は日本大学商学部の岸本徹也教授(日本販売士協会参与)のゼミナールの学生が務め、問題作成から当日の進行、答え合わせ時のレクチャー等も実施。参加校の高校生同士、大学生との交流の時間も設けている。
 フェアは県内の専門高校等の学習成果発表の場で、作品展示やコンテスト、実践発表などを通じて広く産業教育の魅力と役割を紹介するもの。「リテコン」は、競い合いと学び合いの相乗効果による知識・技術の習得や活用の促進を目指し、2021年から実施しているもので、多くの商業高校生への学びの波及効果も狙い、公式サイトで過去の大会動画等も配信している。

リテコン
リテコン
リテコン
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詳細は、https://www2.spec.ed.jp/krk/sanfair/を参照。