埼玉県教育委員会商業部会は11月9日、埼玉県さいたま市の大宮ソニックシティで開催する「第34回埼玉県産業教育フェア」(主催:埼玉県教育委員会、埼玉県産業教育振興会)内で全国の商業関係の高校生を対象としたオンライン形式の「リテールマーケティング・コンテスト」(通称リテコン)を実施する。フェアは県内の専門高校等の学習成果発表の場で、作品展示やコンテスト、実践発表などを通じて広く産業教育の魅力と役割を紹介するもの。「リテコン」は、マーケティング分野を中心とした商業教育を通じて得た知識・技術を社会・経済生活に生かす実践的な知識・技術へと進化させることを目的に実施しているもので、学校対抗型で全国の高校生が、リテールマーケティング(販売士)検定3級程度のマーケティング等に関するクイズ形式の問題に挑戦し得点を競う。
企画・運営は日本大学商学部の岸本徹也教授(日本販売士協会参与)のゼミナールの学生が務め、マーケティングに関するクイズを作成・出題するほか、レクチャー等も実施。参加校の高校生同士、大学生との交流を通じた「競い合い」と「学び合い」でマーケティングに関する理解を深める。2023年度の大会には、県内の上尾高校、岩槻商業高校、大宮商業高校、浦和商業高校、越谷総合技術高校、新座総合技術高校に加え、岡山県立岡山南高校、茨城県立古河第一高校、茨城県立那珂湊高校の9校12チームが参戦。今年は県内外から15校程度の参加を予定している。
詳細は、https://www2.spec.ed.jp/krk/sanfair/を参照。