帝国データバンクはこのほど、「女性登用に対する企業の意識調査(2024年)」の結果を公表した。女性管理職割合の平均は10.9%で過去最高。業種別では、小売業が最も高く19.4%。次いで、不動産(16.7%)、サービス(15.3%)、農・林・水産(12.7%)の順で多くなっている。女性管理職の割合が上昇しない要因や課題については、「家庭と仕事の両立のしづらさ」(54.4%)、「性別役割分担意識の存在」(38.5%)、「女性従業員が昇進を望まない」(36.2%)、「候補者がいない」(34.1%)などの回答が上位を占めた。

調査期間は7月18~31日。調査対象は2万7191社で有効回答企業数は1万1282社(回答率41.5%)だった。

詳細は、https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p240813.htmlを参照。