日本販売士協会(日販協)では、リテールマーケティング(販売士)資格取得講座を開講したい大学、短大、高校、専門学校などの教育機関や、社員向けの研修会講師を探している企業向けに、500人を超える日販協登録講師や地元の販売士協会などを紹介している。講師紹介を希望する教育機関などは、公式サイトの「お問い合わせ」フォームを通じて依頼。日販協では、依頼者と調整を行い、日時・期間・回数、場所、受講人数、講義内容(2級または3級)、謝金・交通費、募集締め切り日等の講座の概要や条件等を登録講師に事前に示すことで、マッチングの確率を高めている。
リテールマーケティング(販売士)検定は、幅広くビジネスに役立つ実践的な知識を体系的に学ぶことができる資格として、小売業だけでなくさまざまな業種の企業で社員教育として採用。また、資格取得を支援するだけでなく、資格手当の付与や昇進の条件とするなど活用している企業も多い。また、2級と3級は「販売士ハンドブック」(公式テキスト)から8~9割が出題されるなど、しっかりと学習をすればするほど、結果に結びつくタイプの試験であることも特徴の一つ。企業サイドからの評価の高さもあり、講座開設を検討する教育機関も増えている。
さらには、団体受験の施行機関となる諸条件をクリアすれば、日頃の授業等で使用している校内の教室やパソコンルームでも受験が可能。日本商工会議所が実施する「養成講習会」のスキームを活用すれば、一部科目が受験免除となる特典もある。
詳細は、https://www.hanbaishi.com/forgroupを参照。
日本商工会議所(販売士/団体受験)https://www.kentei.ne.jp/retailsales/dantai
日本商工会議所(販売士/養成講習会)https://www.kentei.ne.jp/retailsales/yousei