特許庁は24日、知財・無形資産の投資・活用の実践と適切な情報開示に向けて、取り組むべき事項を具体的に取りまとめたガイドブック「知財経営への招待~知財・無形資産の投資・活用ガイドブック~」を公開した。ガイドブックでは、知財・無形資産の投資・活用を推進するためのポイントをコンパクトにまとめ、ポイントを押さえた知財・無形資産の投資・活用の実践の流れを仮想事例として読みやすいストーリー風に記載。ストーリーの中で発生した課題を解決するためのTIPS、先進企業の取り組み事例をまとめたコラム、知財・無形資産の投資・活用を進める企業の経営層・部門長の課題感を取り上げた座談会レポートも収録するなど、盛りだくさんな内容となっている。

さらに、知財・無形資産の投資・活用を推進するにあたって、自社の現状を把握するためのチェックリストも掲載。特許庁ウェブサイトからダウンロードできるほか、6月下旬以降には、全国47都道府県に設置されている「知財総合支援窓口」や経済産業局の知的財産室などで、冊子版を無料配布する。

詳細は、https://www.jpo.go.jp/support/example/chizai-mukei-toushi-katsuyou-guide/を参照。