福岡販売士協会はこのほど、2024年度総会をハイブリッド形式で開催し、2024年度活動計画及び収支予算など4議案を承認した。出席者は30人(リモート出席4人)で、来賓として挨拶した福岡商工会議所の藤岡純・人材開発グループ長は、23年度の「リテールマーケティング(販売士)検定」の受験者数について、全国では横ばいの中、福岡県では前年度比約120%と受験者数が伸びていることなどを報告。総会に引き続いて行われた第二部の講演会では、九州産業大学商学部の方慧美(バン・ヘミ)准教授から「大学生にとっての資格:考え方と具体的な行動」をテーマに話を聞いた。
方准教授は、23年度の取り組みとして、商学部の流通マーケティングコースの科⽬である「⼩売マーケティング論」(後期)をリテールマーケティング(販売士)3級の養成講習会科⽬として実施し、119名が受講、80⼈が合格(合格率約66%)したことなどを説明。4月に実施した商学部の新1年生約520人を対象にした特別講義で、販売士資格についての説明、福岡販売士協会に所属する登録講師・蒲池彰氏による「価格戦略変更に伴う地方スーパーの変革」と題する講義などを実施したことで、多くの学生に資格取得への意欲が高まったことなどを指摘した。また、後期の授業開始に合わせて、試験会場校としての登録申請を行い、12月の団体受験につなげたことなども報告。団体受験については、慣れている場所での受験、受験料など「学生にとっては良い点しかない」と強調した。

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