東海販売士協会は2023年8月~10月、愛知県扶桑町商工会が実施する3級養成講習会に講師を派遣した。登録講師の石橋聖紀氏(東海販売士協会副理事長)が講師を務め、13名が受講した。
東海販売士協会は例年「メッセナゴヤ」に出展。販売士リーフレットも配布している。昨年の開催時に、ブースを訪れた扶桑町商工会から講師紹介の打診があり、新たな3級養成講習会が誕生した。
扶桑町商工会の担当者は「昨今、中小企業においては急激な人手不足により人材の確保が非常に難しくなっている。そのような中、いかに現在、在籍している社員の能力を向上させるかが最重要課題と考え、「販売士」の資格の勉強を通じて中小企業の生産性の向上を図りたいと考えた」と開催を決めた目的を語る。
終業後すぐの午後6時開講で受講者が最後までついてこれるか心配だったが、資格取得対策のポイントとともに、業界のトレンドや販売業務の事例などを組み合わせた講義により、受講者全員が講習会を終了した。
受講者からは「会社のすすめで受講したが、知らないこと、無意識に行っていたことがあることを学んだ。もっと勉強したい」「試験のポイントを分かりやすく講義していただき有難かった」などの声が寄せられた。