日本販売士協会役員の活動報告

株式会社千疋屋総本店 代表取締役社長(日本販売士協会会長)の大島博氏は、2021年10月8日(金)、明治大学商学部で開設されている(2021年度後期)講座「アート・オブ・物流」の授業として、「サムライ弁蔵 水くわし売り出し187年~千疋屋総本店のブランド経営と流通~」と題する講義を行いました。講義は、同大学リバティタワー内で行われ、同時に受講生向けにZoomで配信されました。

教室1

大島博氏は、同社6代目の経営者であり、講義の前段として同社創業時から現在に至るまでの187年にわたる歴史、また、同氏が2001年に取り組んだ「ブランド再構築」や現在に至るまでの事業展開等について話しました。引き続き、後段では、同社のサプライチェーン、さらには、同氏が委員長を務める東京商工会議所「流通・サービス委員会」がとりまとめた「中小流通・サービス業の生産性向上と新たな価値創造に向けた提言」について説明しました。

教室2

講義終了後は、大島氏と受講生との間で活発な質疑応答が行われました。受講生からは、「千疋屋総本店の物流は高付加価値のもととなる『味』を大切にしている物流だと感じた」、「DXはサプライチェーンの改善にもつながると思う。様々な業界、企業でも、同社のように、DXを進めるべきだと思った」などの感想が寄せられました。

※東京商工会議所「流通・サービス委員会」による「中小流通・サービス業の生産性向上と新たな価値創造に向けた提言」については、同所ホームページをご参照ください。

提言についてはこちら(東京商工会議所ホームページ)はこちら