信毎販売センター

合格者に手当支給

―社員定着率も向上―

25年前から社内で販売士資格制度取得を奨励し、積極的な販売活動を展開しているのが、長野市に本社を置く「信毎販売センター」だ。長野市とその周辺地域に対して、信濃毎日新聞の販売や書籍取り次ぎ業務などを行っている。販売店の数は約20店舗。社員数は160人で、売上高は70億6000万円という業容である。設立は69年12月。

同社が販売士資格に力を入れ始めたのは74年というから、販売士制度がスタートして2年目と極めて早い。資格奨励の目的は、「社会人となると勉強しないのが一般社員の通例であることから、資格取得を通じて社員のモラルアップとレベルの向上を図ること」(総務部)だった。

以来、地道に合格者を輩出し、現在では1級4人、2級12人、3級35人と全社員の1/3にも及んでいる。

資格取得の奨励策としては、合格者に対する資格手当の支給が挙げられる。1級が月額4,000円、2級が同3,000円、そして3級が同2,000円である。受験料とテキスト代は各自負担となるが、資格手当の付与が、社員に販売士資格に対する取得動機を与えているとみられる。

また、過去十数年間、優秀なセールス社員を毎年海外視察旅行に派遣しているのが同社の特徴のひとつであるが、「資格制度と相まって、社員がやる気を出してきている。中途退社が大幅に減少し、社員定着率が向上した」という効果もあるようだ。

(日刊工業新聞社・流通サービス新聞 1999年4月2日)

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