昇格試験受験の必須条件に3級販売士

大阪市・(株)エミネント

スラックスの展示

(株)エミネントは、昭和24年に「ズボンをはかない人はいない」という考えのもと、スラックスの販売業として創業された紳士スラックスの専業企業である。「はき心地は永遠のファッション」、常に顧客の視点に立って「品質第一」を理念としており、現在まで社員一人ひとりにこの理念が受け継がれている。

昭和35年には他社に先駆けて直営工場を新設し、紳士スラックスの製造・卸売一貫体制を整えた。「世の中の人々に着る喜びをお届けすることで、豊かな社会づくりに貢献する」ことがモットーであり、「時代感覚にマッチした新鮮で良質な商品を適正価格で提供する」ことを旨としている。
商品は百貨店をはじめ、量販店、専門店などあらゆるチャンネルで、購入することができる。

現在の社員数は140人、このほかに契約販売社員が280人おり、総務・経理を問わず全員が販売員を目指している。得意先の店や、イベントなどにも派遣して販売支援に協力している。
正・契約社員を問わず、これまでも社員研修には力を入れ、商品知識は言うに及ばず接客のイロハを教育することにより、お客様のニーズを敏感に感じ取り提案する一方で、これらを商品企画に反映させてきた。さらに、全社員を工場の製造現場に派遣し、原反・型紙から縫製までの実地訓練も行うことで、商品に対する一人ひとりの意識を高めている。

平成17年度から社内研修に加え販売士制度を導入し、受験を奨励している。派遣先の各お店に販売士が多数在籍していることもあり、自社研修にもプラスと考えて導入したものである。
現在、2級は2人、3級は41人が資格を取得している。また、社内資格の昇格試験を受験する際、3級販売士の資格取得を必須条件としている。販売士に合格すると、1級はお祝い一時金として15万円、2級で10万円を支給している。勉強は自己啓発の意味もあり、各自がテキストで独学したり、通信教育を受講したりして努力している。
販売士が増加するに伴い、会社内での意思疎通がこまやかになり、接客態度にも自信が高まるなどの効果があるとみている。

会社概要

本社所在地 大阪市中央区南船場3-6-10
代表者 高野圭右
売上高 100億円(2005年8月期)
資本金 9,500万円