全国で唯一、商工会議所が運営する専門学校

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札幌商工会議所付属専門学校(CA:Chamber Academy)は、1955年(昭和30年)の創立で、全国で唯一、商工会議所が運営するビジネス系の専門学校である。
同校では、「自主・共生」を校訓に掲げ、知識・技能の修得だけでなく、地域貢献やボランティア活動等を体験することにより、地域社会の活力となり得る人材の育成に努めている。
同校は、約19,000社の札幌商工会議所会員企業がサポートする地元企業密着型であり、過去3年の実績では道内への就職率が約97%(札幌圏への就職率は約80%)となっている。

総合ビジネス学科では、仕入・販売・販売促進等の店舗運営知識からコミュニケーション手段としてのプレゼンテーション・接客技術、営業資料作成技術を学び、インターンシップを通じて実務も体験する。さらに、企業経営や店舗運営で必要となるマーケティング、ビジネスプラン作成、計数管理等を学び、実践できるようなカリキュラムが編成されている。
 *「総合ビジネス学科」は、2018年4月から「営業販売学科」に名称変更。

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同校では、就職活動に役立つ資格取得に力を入れており、総合ビジネス学科では、リテールマーケティング(販売士)検定試験2級、日商PC(文書作成)3級、日商簿記3級などの実践的な資格の取得を目標にしている。1年次のカリキュラムで、リテールマーケティング検定試験の5科目(小売業の類型・マーチャンダイジング・ストアオペレーション・マーケティング・販売・経営管理)と「販売士演習」で学習し、2月に2級を受験している。

同検定2級合格者は、「将来、管理職など上の立場を目指すなら有利な資格。テキストから出題されるので授業をしっかり聞いていればかなり力が付く。取得できたことで自信につながった。」と述べている。

学校概要

学校名 札幌商工会議所付属専門学校
所在地 〒003-0026 札幌市白石区本通17丁目南5-15
設立 1955年(昭和30年)
2017年度設置学科 経営情報学科、システム会計学科、税務会計学科、総合ビジネス学科、ビジネス情報学科、北海道観光学科
2018年度設置学科 経理・事務学科、税務会計学科、営業販売学科、ビジネス情報学科、北海道観光学科
在籍学生数 326名(2017年度)