ゼミ員が研究と資格取得への取り組みを両立

高千穂大学外観

高千穂大学は、1914年(大正3年)に、私学として初めて設置された高等商業学校である“高千穂高商”を起源とする高千穂商科大学が前身であり、2001年に大学名変更と経営学部の新設が行われた。経営母体の学校法人高千穂学園は1903年(明治36年)の創立であり、2015年に110周年を迎えている。
同大学の教育は、教職員による一貫したサポート体制によって「先生と近い」こと、「ゼミナール教育×アクティブラーニング」により主体的・能動的な学びが体験できること、「手厚い就職支援」により極めて高い就職率(2015年3月末で97.2%)を誇ること等が特徴である。
同大学で販売管理論、サービス・マーケティング論を担当する経営学部教授の竹内慶司氏から、同大学の特徴の一つであるゼミナール教育の取り組みについてお話を聞いた。

竹内慶司教授

ゼミの取り組み

当ゼミ(竹内ゼミ)では、小売業・サービス業の経営戦略やマーケティング戦略を専門に研究している。テキストによる理論研究に加え、店舗運営の見学、菓子メーカーや商店街との連携によるビジネス実務の体験にも重点を置いて取り組んでいる。
本学の「ゼミナール教育×アクティブラーニング」の最も重要な行事として、毎年11月、5日連続で、ほぼすべての専門ゼミが参加する「ゼミナール発表会」が行われる。当ゼミでは、2016年度、企業研究班(セブンイレブン班、ドンキホーテ班、まねきねこ班、ユニクロ班)と、テーマ研究班(ソーシャルゲーム班、ビール班)の6班に分かれて研究を行い、発表会では、研究成果を報告した。オーディエンスが300名を超すこともあるため、日頃のプレゼンの練習にも力が入り、その技術も大いに高まる。

授業風景

販売士資格取得の取り組み

ゼミ員は、全員、リテールマーケティング(販売士)2級を受験している。
本学は、商科大が前身であり、実学を重視している。販売士については、特に、理論と実務が連動しているところがポイントであり、その点を高く評価している。
ゼミ員は、受験に備え、同大学内で運営されている課外講座を受講している。課外講座では、大学からの補助により、外部の専門学校の一般的な受講料の半額程度で受講可能である。なお、合格者には、500円のクオカードが贈呈されるというささやかな楽しみもある。
2015年度の販売士2級の合格率は約80%であるなど、例年、合格率は高いが、特に、2016年7月の検定試験では、27名が2級を受験し、26名(約96%)が合格した。不合格だった1名も、もう一息で合格という成績であった。
なお、当ゼミでは、永年、販売士資格取得に取り組んでおり、2010年度の販売士1級検定試験を、当時3年生で受験・合格し、日本商工会議所から最優秀者として表彰されたOBがいる。
今後も、ゼミ生全員の2級合格を目指すだけでなく、志を高く持ち多くのゼミ生に1級取得を目指してもらいたい。

竹内ゼミ

学校概要等

学校名 高千穂大学
所在地 〒168-8508 東京都杉並区大宮2丁目19-1
高千穂学園創立 1903年(明治36年)4月(高千穂小学校)
設置学部・学科 商学部商学科、経営学部経営学科、人間科学部人間科学科
学生数 1,790名(3学部計、平成28年5月1日現在)