社員の自己啓発としての資格取得を支援

ユーホー外観

株式会社ユーホーは、「豊かな住まいと、暮らしをサポートする」を企業理念とし、「地域一番店」のホームセンターを目指し、福山市を中心に広島県内に19店舗、岡山県内に2店舗、計21店舗のホームセンターを運営している(2016年9月現在)。
同社で、人事部門を統括している取締役総務部長K氏に、販売士資格の活用等についてお話を聞いた。

人材育成の方針

当社では、入社後の研修制度として、OJT(on-the-job training)を推進している。
また、社員教育において、特に、力を入れているのが、自己啓発としての資格取得制度で、販売士、DIYアドバイザーなど、ホームセンターの業務に関する資格の取得に積極的に取り組んでいる。資格取得を推進する意義は、職務知識が増えるだけではなく、社員一人ひとりの積極性を養い、個人の可能性を最大限に引き出すことができることである。
これに加え、階層別研修、業務別研修を活用し、会社の将来を支える、活力のある人材の育成を図っていきたい。

研修風景

販売士資格の活用

新入社員には入社後1年以内に販売士3級の取得を、さらに、中間管理職層(主任、係長)には販売士2級の取得を推奨している。
リテールマーケティング(販売士)検定試験を受験する社員およびパートタイマーには、販売士ハンドブックの代金および受験料(2回まで)を支給している。学習は独学であるが、各店舗に勤務している先輩社員などの有資格者のアドバイスを受けて受験に臨んでいる。

販売士資格活用の意義

例えば、3級「販売・経営管理」科目の計数管理など、基本的な考え方を含め、広範な内容を体系的に学べることが重要である。
当社では、同業他社よりも多く店員を店舗に配置するなど、接客に力を入れている点に特色がある。販売士資格取得に伴って修得した知識は、特に、店頭での接客の際に活かされている。


会社概要等

会社名 株式会社ユーホー
本社所在地 〒720-0824 広島県福山市多治米町6-3-5
代表者 代表取締役 佐藤 哲士
従業員数 920名(2016年8月1日現在)
売上高 262億円(2015年8月期)
資本金 9,600万円
設立 1979年12月
主な事業内容 ホームセンターの運営

販売士有資格者数 2016年9月現在

1級1名、2級約160名、3級約170名