新入社員に販売士3級の取得を奨励

フレスコ外観
株式会社ハートフレンドは、1987年、京都市山科区の勧修公設小売市場の組合員の出資により発足し、1992年、1号店として「フレスコ勧修店」を開店した。以降、京都府を中心に、滋賀県、大阪府、兵庫県で総合食品スーパー「フレスコ」104店舗(2016年8月現在)を運営している。
同社人事本部次長の並河祥吾氏より、リテールマーケティング(販売士)検定試験の活用に関してお聞きした。

検定試験の活用

当社では、2014年度から、流通・小売分野の基本知識の修得を目的に、リテールマーケティング(販売士)検定試験3級を活用している。
内定者に対して、内定式後、同社指定の通信教育講座を受講し、入社後に同検定試験(3級)を受験するよう勧奨している。新入社員は、入社後の7月に受験し、合格した社員には、会社から受験料相当額の補助が支給される。

フレスコ店内

検定試験活用の意義と効果等

販売士3級で学ぶ用語や様々なロジックなどの知識は、小売業の現場での共通言語として役立つ。流通・小売分野を体系的に学習し、新入社員が入社後の早い段階で、共通言語を理解することは、成長基盤をつくり、円滑な業務遂行に効果は大きい。販売士資格の活用を開始して2016年で3年目となる。新入社員時の資格取得を機に2年目以降、さらなる成長に繋げていける様、販売士2級以上の資格取得勧奨をはじめ、人事本部として今後もバックアップ体制を整えていける様に検討を重ねていく。

フレスコ限定商品エンドコーナー

会社概要等

会社名 株式会社ハートフレンド
本社所在地 〒600-8311 京都市下京区若宮通五条下ル毘沙門町33番地1
代表者 代表取締役社長 片岡 孝一
従業員数 約4,500名(2016年1月現在)
売上高 519億円(2016年2月期)
資本金 3億6,354万円
設立 1987年3月
主な事業内容 総合食品スーパー