「販売士塾」を4回開催

<大阪販売士協会>


 大阪販売士協会(土居年樹理事長)は昨年、「販売士塾」を7月24日(火)の第1回に続いて、第2回を9月26日(水)、第3回を10月12日(金)、第4回を11月29日(木)に、それぞれマイドームおおさかで開催した。
<第2回>
 (有)ニーズ創造研究所代表取締役・植田真司氏による「マーケティングの変遷〜過去・現在・将来のマーケティングに分けて」で、マーケティングの過去〜現在〜未来と具体的なケースを提示しながらの説明は、初心者でも理解しやすく、内容の濃いセミナーであった。
 ポイントは、1)マーケティングは時代・トレンドとともに変化していく、2)マーケティングは一義的ではなく企業の大小に関わらず存在する、3)マーケティングは目先の利益ではなく中長期的な視点が必要である、の3つであった。
<第3回>
 NPO法人日本交流分析協会理事関西支部長・大村陽一氏による「自分を知り他人を知り、人間関係をよくするヒューマンスキルT・A」であった。
 大村氏は、人の心には1)親の自我状態、2)大人の自我状態、3)子どの自我状態の3つの自我状態(心のありよう)がある。我々は日常生活を送る上で、この3つの自我状態をどこかで自分なりに種々の状況を判断し、結論を下し他の人と関わっている。
 そこでまず、自分を知るためにエゴグラムを作成をし、自分自身のパーソナリティを分析し、自分が感じる長所、短所を自覚、そして一般的なエゴグラムの特性と比較し、自分の自我状態の偏りを認識した。
 このあと、自我状態の偏り改善のための具体策について説明があった。他の人と人間関係を築く上で、自分を知ってコミュニケーションを取ることの大切さを知った。
 最後に、「過去と他人は変えられない、変えることが出来るのは『今・ここ』での自分だけである」との言葉が印象的であった。
<第4回>
 横山経営研究所・横山昌司氏による「商店経営に即活かせるエクセルを活用した“簡単”顧客分析」で、小売業に導入されているPOSシステムの概要について、POS導入の際には事前に将来どのようなデータが必要なのかをよく吟味して設計しないと、期待するアウトプットが得られないことになるとの説明があった。
 次に、ある企業の店舗のPOSデータに基づき、1)エリア内の顧客の地域別、年齢別来店客数を算出し、インターネットからダウンロードした大阪市の人口調査のデータと合わせ顧客シェアを算出、2)家計調査をダウンロードし、市場規模を算出し、市場の将来性などを検討。以上をエクセルで実演した。
 横山氏の説明を聞いていると、エクセルの持つ機能をまだまだ把握できていないことや、まだ知らないので使っていないことが多くあることに気付かせていただいた。
 (第1回は、本誌昨年11月号の「各地だより」にて紹介)

事務局 森川浩子

公開セミナー開催
 大阪販売士協会(土井年樹理事長)は10月12日(金)、(株)スルッとKANSAI PiTaPaビジネスサークル執行役員・西川勝将氏を講師に迎え、平成19年度第2回目の公開セミナーを開催し、「スルッとKANSAIのポストペイ(後払い式)IC決済サービス“PiTaPa”について」と題しての講演をいただいた。
 西川氏は、南海電気鉄道(株)のバス部門の出身で、平成12年より(株)スルッとKANSAIの仕事をされている。
 この講演で、顧客を意識した同社の優れた経営姿勢が窺え、マーケティングに興味を持つものにとって、大変役に立つ講演であった。
(平成20年月日発行の会報「大阪販売士」第111号より転載)