<長野販売士協会>

創立30周年記念講演会などを開催

 長野販売士協会(綿貫浩弌会長)は、東京販売士協会に次ぐ全国で2番目の昭和52年2月に発足し、今年で創立30周年を迎えたことから、9月21日(金)に記念式典をウェルシティ長野で開催した。
 記念講演会では、「自由が丘スィーツフォレスト」をはじめ国内フードテーマパークなどのプロデューサーとして活躍している(株)ナムコのOLである齋藤未来さんを講師に迎え、「人を惹きつける技と営みの販売戦略」と題した講演で、長野市の人・店・街に刺激を与えて頂いた。定員が70名のところ120名と大変多くの聴講者が来場され、講師の人気の高さに驚くとともに、講演内容の期待の高さをまざまざと肌で感じることができた。
 講演の中で齋藤氏は、「何事もプロになりきり企画するのではなく、素人として消費者としての視点をはずさない」「何々風ではなく活きた街をつくる」などと店舗戦略の要点を説明。
 店舗開発や周辺地域活性化におけるテーマの根源を、地域の歴史や文化に求めているところが齋藤氏の特徴で、そのうえ女性の感性を最大限に活かした消費ニーズの掘り起こし策は、会場を埋め尽くした聴講者の脳裏に強く焼き付けたと思う。
 講演後も聴講者からは、「経営者とかコンサルタントの講演でなく、OLということもあって親近感があり、現実に沿った話で良かった」「フードテーマパークは長野にはないので、これほどまでに集客力があるのかと驚かされた」などの声が事務局に寄せられ、大好評の記念講演となった。
 その後の記念レセプションでは、当協会綿貫会長の挨拶に続き、来賓・ゲストを代表として(社)日本販売士協会の小柳重隆会長と長野商工会議所の仁科惠敏会頭からそれぞれ祝辞があった。
 続いて同席上で、優良販売員コンクール受賞者の表彰式を執り行った。本コンクールは、素敵な販売員の方々を表彰し、積極的に紹介することにより、販売員の資質向上、社会的地位の確立、消費サービスの向上を図ることを目的に行っている。
 消費者や会社の上司・同僚などから、気配り上手な販売員やいつもさわかやな販売員の方々の紹介・推薦があり、消費生活アドバイザーの協力を得て書類審査・個別面談を行い、各賞を決めるもので、5回目となる今回の受賞者は6名で全員が女性であった。表彰式後の受賞者へのインタビューでは、「今日の受賞が今後の励みとなり、お客様の期待を裏切らないよう日々努力します」といった声が全員から聞かれた。顧客満足を上げるには様々な要素があると思われるが、中でも接客は、お客様に対する販売の基本であると当協会は捉え、今後も本コンクールを続けていく方針である。
 この後祝宴があり、和やかな雰囲気の中で長野商工会議所の塚田國之専務理事より、「長野のまちづくり」に関する講話が行われた。講話では、長野市のパティオ大門がオープン以来、全国から視察団が訪れている実情や完成までの歩みや、門前都市としてのまちなか観光への取り組み、歴史と文化が賑わう民間主導型まちづくりなどについて説明がなされた。
 記念レセプションには県外からも多数参加したが、各地域においても市街地の活性化は関心事項で、参加者は皆熱心に耳を傾けていた。

(事務局 嶋田邦善)