|
7月、8月度の勉強会報告より
<7月度の勉強会>
福井販売士協会(出口昌之会長)は7月19日(木)、出口会長を講師に迎えて、・東京ミッドタウンについて、・金沢市周辺の書店事情について、・古代の商業について、の3テーマで7月度勉強会を開催した。
「東京ミッドタウン」は六本木の旧防衛庁跡地を三井不動産が中心となって再開発した商業・ホテル・ビジネスの複合型ビルで、今年3月にオープン。緑豊かで落ち着いた施設が特徴で、5月に当ビルを訪れた出口会長は、「これまでの再開発施設にはない、大人の雰囲気を感じた」とコメントされた。
次に、激しい出店ラッシュが続く「金沢の書店事情」について、書店組合で視察に赴いた際の写真を交えてお話を頂いた。
金沢市やその近郊では、富山の明文堂・文苑堂、福井の勝木書店などがCDや雑貨を取り扱う大型複合書店を相次いで出店させ、激しい競争が続いている。これに伴い、金沢の老舗は倒産に追い込まれる店も出るなど苦戦を余儀なくされている。
出口会長曰く、「構造不況に陥った」中小書店の生き残り策について、勉強会の参加者からは「経営者が徹底してこだわる本のセレクトショップにしてはどうか」などの提案が出されていた。
また、古代の商業については、出口会長独自の視点で文献を紐解きながら、物々交換から始まった商業システムが、貨幣の活用を経て発展してきた様子や、京都・奈良、福井・一乗谷など神秘に満ちた古墳についてのお話も頂戴した。
<8月度の勉強会>
8月23日(木)に、今村証券(株)板垣支店の山内幸一支店長を講師にお招きし、「最近の証券市場の動向と今後の展望について」をテーマに、8月度勉強会を開催した。山内支店長からは、「指値注文」や「約定価格」「寄前・特別気配」などの株式売買特有の専門用語や、株式売買の仕組み、投資判断に必要な指標の読み方などについて解説して頂いた。
また、「ヤフー」を例に取り、当初手ごろな株価だったものが、企業の成長とともに度重なる株式分割を経て、巨額な価値に膨らむという株式投資の魅力とともに、「ライブドア」を例に取った投資リスクについてもお話しして頂いた。
さらに、昨今の社会的・世界的環境を踏まえて、エネルギー関連企業や環境関連企業が今後業績を伸ばす可能性が高いことから、銘柄として推奨していることや、身の丈に合った投資金額の設定が必要であることなど、投資の注目点・心得もお聞きした。
参加者からは、平成21年から始まる「株式の電子化」などについても質問が寄せられていた。
(平成19年月発行の『福井販売士協会会報』第185号より転載)
|