「足利市のこころみ学園を視察」

甲府販売士協会が10月に
  

 甲府販売士協会では、年に2回、先進地視察研修を開催しておりますが、去る10月16日、14年度の2回目として、栃木県足利市にある「こころみ学園」と「ココ・ファーム」へ視察研修を行いました。

 こころみ学園は、園生80名、スタッフ44名の成人知的障害者更生施設で、そこの園生達が、苦労してワインをつくっているのが、ココ・ファームという農場です。

 特殊学級の生徒の親達が、自分が先に他界して、子供達を看ることができなくなったとき、なんとか園生だけで、自活できないかという考えから、親達と今の園長である川田氏がこの学園を作りました。昭和33年のことでした。当時、特殊学級の教師だった川田氏他8名が、38度の急勾配の石を拾い、2年かけて耕しました。学園が、福祉施設として認められるまでに11年、ココ・ファームが醸造所として認可を得るまでに22年かかりました。そして、西暦2000年、園生達が、ハンディを克服してつくったワインは、沖縄サミットの晩餐会のワインに選ばれたこともあります。先の見えない不況下でも、受身に回らず『こころみる心』、こころみ学園とココ・ファームに流れる精神と、地域の人々がこころみ学園と一体となり、支援している姿に、これからの地域づくりの原点を見い出しました。

(岡 健司)


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