潟}クサムコーポレーション

「車と情報」のホームドクターを目指して

-未来ウォッチングに販売士の技術-

 潟}クサムコーポレーションは、福島市中心部の4号線沿い福島競馬場の入口近くにある。自動車タイヤ販売会社として昭和23年に設立。その後、事業の中心を石油製品の販売業にスイッチし、東北の日石三菱特約店の中でもトップクラスの規模に成長した。さらに、ドコモショップ等の通信機器販売ショップを宮城・山形・福島で計13店舗運営している。

 同社はサービス業を通じて培ったノウハウを利用して新規事業分野に積極的に進出、東北一円を事業領域に多角化を進めている。その成長の原動力となっているのは、平均年齢28歳という若い社員である。車と情報のホームドクターを目指したサービスを提供していくため、ガソリンスタンドでは「危険物取扱主任」や「2級・3級整備士」等の資格を取得して技術力を高め、お客様の信頼を得ている。さらに新入社員・中堅社員・マネージャーに対して、年2回階層別研修を行い、業務サービスのスキルアップと対応力を求めている。

 新事業として展開している通信機器販売ショップで、販売士資格を技術力の基準の一つに定めて導入したのは今年で2年目。会社が初回の受験費用とテキスト代を負担しており、現在販売士は2級1名、3級18名が誕生している。

 遊佐情報システム事業部長(30歳)は、「販売士がショップに増えた事で、社内施策の理解や販促企画のレスポンスなどが速くなり、仕事がしやすくなった。お店に立つショップ店長には、さらに2級販売士資格にチャレンジして欲しい」と話していた。

 また、2月の3級試験に合格した企画管理担当の柳宗秀さん(26歳)は、「3級受験にあたって面接があるということで気になっていたが、筆記試験だけでよくなり安心できた。」と話していた。同社ではこうした技術資格制度を定着させて技術力アップに努め、お客様の満足度を高めていく方針。

会社概要
本社: 福島市
資本金: 1億3930万円
年間売上高: 123億円
従業員数: 230人
事業内容: SS運営・携帯電話販売・石油卸売・損害保険・商事全般

(福島・経営コンサルタント 伊藤修二)
『販売士』2001年5月号


販売士制度活用事例