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 不審な添付ファイル付きのメールを受け取ったので、即座に削除しましたが、ウィルスに感染してしまいました。何がいけなかったのでしょうか。
パソコンのウィルス対策−最新ソフトに更新を−

 最近では、添付ファイルを開かなくとも、メールを見ただけで被害に遭うワーム型のウィルスが報告されています。メールを開く、あるいはプレビューしただけで感染し、アドレス帳に登録されている先や受信トレイに置いてあるメールの差出人へ、勝手にワーム付きメールを送信し、被害を広げるといったものです。マイクロソフト社のメーラーとブラウザのセキュリティーホールをねらったワームが猛威を振るっているため、同社が公開している対策(パッチ)ファイルをインストールすることが、まずは必要です。

 ウィルス対策にはワクチンソフトの使用が不可欠ですが、ウィルスは日々新種や亜種が出現していますので、ソフトメーカーのサイトからウィルス定義(パターン)ファイルをダウンロードし、常に最新の状態に更新しておかなければなりません。パソコン購入時にはじめからインストールされていたものをそのまま使用している場合は、ソフト本体のアップデートも必要になることがあります。

 当然ですが、パターンファイルや対策ファイルが作られるのは、ウィルスが発見された後ですから、感染を100%予防することは不可能です。日ごろから、「見知らぬファイルが作成されている」「不自然なディスクアクセスがある」といったウィルス感染の兆候を見逃さないようにするとともに、感染してしまった場合は速やかに正しく対処することが肝要です。


麗澤大学国際経済学部 講師 土井 正
日経流通新聞 2001年12月22日

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